メフメト・アキフ・エルソイ 詩「日本の人々 」~スレイマニエの演壇より
◆およそ100年前に活躍したトルコの国民的詩人メフメト・アキフ・エルソイが「日本人」について詩を書き残しています。それを現代のイマムが意訳したものを最近入手しましたので、その意訳を元により判り易く編集したので紹介します。

◆今に続くトルコの日本ひいきは、エルトゥールル号事件と日露戦争における日本の活躍だけではなく、このメフメト・アキフ・エルソイの詩「日本の人々」が大きく影響していると考える人もいます。


メフメト・アキフ・エルソイ 詩「日本の人々 」~スレイマニエの演壇より 1
日本人が如何なる民かを尋ねてほしい。
ひとことで言い表すことは非常に難しい、何故ならば、驚くべきことにイスラムの教えの
美しさの全てが彼らの中で輝いていると言えるのだ。
彼らはイスラム教徒ではない。しかし彼らにはイスラム精神の素晴らしさが満ち溢れている。
その地へ訪れ日本人に接すれば、その中にイスラムの純粋さ清らかさをすぐに見出せるだろう。
小柄だか偉大な民族、この人々は今、イスラムの理念をもち行動している。
そして、それを守り続けている。そのことは、まさに驚異的である。
彼らを真のムスリムと呼ぶに足りないものとはタウヒード※のみである。
(※適切な訳語・単語がないのですが、神は唯一であり絶対のものであるという理念
 多神教とは相容れない思想)
彼らの他者への、公正な態度、約束への忠実さ、誠実なる忠誠心、悲しみ深さ、いたわり深さ、そして力なき者の権利も誠実に守ろうとする努力。


◆メフメト・アキフ・エルソイ 詩「日本の人々 」~スレイマニエの演壇より2

日本人が如何なる民かを尋ねてほしい。
彼らの他者への、公正な態度、約束への忠実さ、誠実なる忠誠心、悲しみ深さ、いたわり深さ
 そして力なき者の権利も誠実に守ろうとする努力。
たとえ多くを得ることができる者でも、最もささやかな物で満足し、仮に自らが貧しくとも、
困る者があれば限られた持ち物から豊かな施しをする。
誰かの成功や純潔・誉れ高きことを軽視することもない。
見知らぬ他人の子供達も自分の子供の兄弟のように扱う。
それが自分自身の欲や利益であれば、それを述べ立てることもない。
そして、自分自身を全体の利益のための犠牲にすることを少しも厭わない。
時には、他者のため、正しさのために自らに、死が訪れることがわかっても、
うろたえることもなく、微笑みすら浮かべ、その命を捧げることを惜しまない。

◆メフメト・アキフ・エルソイが生きた当時の日本人に接しその精神の高潔さに感動し1912年に日本人のことをオスマン帝国臣民に向けに書いた詩ですが、これを読むと当時の日本人が大切にしたもの、そして、イスラムの理念とは何であるのかが少し理解できると思います。
物質的なものより精神的な豊かさを尊んだ100年以上前の日本人のことですのでお間違いなきよう!


メフメト・アキフ・エルソイ 詩「日本の人々 」~スレイマニエの演壇より3 
日本人が如何なる民かを尋ねてほしい。
ほかにも、多くの貴重な素晴らしさを私は見た。
預言者アーダム※2の最も清らかな子孫と呼べる人々の住むこの島には西洋のもの
でも貴重なものだけが受入を許され、流行のものでも醜いものは拒絶される。
(※2 アーダム=アダム イスラム教においてもアダムは神から創られた最初の人間であり
最初の預言者とされています。モーゼもイエスも預言者としてでてきます。)
昼夜を問わず人々の家は開かれており夜でも鍵もかけられていない。
皆が心配するような泥棒も存在せず。その質素で美しい家並みを他でみつけることは難しい。
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作詞 1912年 メフメト・アキフ・エルソイ(1873~1936) 
意訳 イブラヒム・カドゥオウル チャイロヴァのイマーム(宗教指導者)2015年12月
と言うようなことが続きますが長いのでこの辺でm(__)m。

これは当時のオスマンの民に向けられた詩・言葉なので、日本人の絶賛と言うより、皆がまだ見ぬ遠く東の島にはこれほど純粋な精神の人々が暮らす国がある!(イスラム理念に到達している人々)
あなた方も頑張りなさいと この地がこのようになるには指導者たちの昼夜欠かさぬ努力が必要ですよ。
みたいな結びになっています。

今の日本人をメフメトさんに見せれないな~(^-^;


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美山鎮さんの文書より引用
http://photohito.com/photo/5250590/


 
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